インドネシアから70通の手紙が柳井社長に送られる
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- 公開日:2018年04月29日(日)12:34
ユニクロのサプライチェーン、ジャバ・ガーミンド労働者が窮状を訴える
2018年4月22日は、ユニクロのサプライチェーン、ジャバ・ガーミンド社が倒産して3年目にあたる。労働者たちが受け取るべき賃金・退職金など総額550万ドルは、現在まで支払われていない。労働者たちは、注文をストップすることが倒産の引き金となったので、ユニクロにも支払い責任があると考え、柳井社長の自宅に手書きの手紙を、4月16日にインドネシアから郵送した。70通の手紙は、倒産記念日の4月22日にジャバ・ガーミンド労組(SPAI-FSPMI)のテディ委員長の書簡とともに、ファーストリテイリング社へメールでも送られている。
70通の手紙は日本語訳されていて下記のリンクから読むことができる。
https://drive.google.com/open?id=1wXz8-n2IpKod6EwD_l4yVeGA6OTxoEBc
労働者たちは、他のブランドに比較してユニクロの製品の品質と納期がきわめて厳しいこと、休日返上、12時間の長時間労働はしばしばおきていたこと、20年以上も働いていた職場を失い高年齢のために再就職先をみつけることが困難なこと、子どもの学費を払えず学校をやめさせたこと、住む家を失ったことなどなどを訴えている。