4月13日 JG労働者への調査報告会
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- 公開日:2019年07月10日(水)01:45
1月と3月に若い支援者2人がインドネシア・タンゲランの現地を訪問し、JG争議や労働者の現実を調査してきました。その報告会「サプライチェーンの労働問題を考える―ユニクロから生産を打ち切られ、倒産したジャバ・ガーミンド社労働者の現在―」が、明治大学労働教育メディア研究センター、サプライチェーンを考えるネットワーク、アジア太平洋資料センターの共催でおこなわれました。
1月と3月に若い支援者2人がインドネシア・タンゲランの現地を訪問し、JG争議や労働者の現実を調査してきました。その報告会「サプライチェーンの労働問題を考える―ユニクロから生産を打ち切られ、倒産したジャバ・ガーミンド社労働者の現在―」が、明治大学労働教育メディア研究センター、サプライチェーンを考えるネットワーク、アジア太平洋資料センターの共催でおこなわれました。
東京総行動と神奈川シティユニオンのメンバー150人が、2018年10月10日に続き、ユニクロ銀座店の前で、JG労組に連帯して抗議行動をおこないました。参加者が次々とマイクを握り、ユニクロの不誠実さに物申す中、CCCのメンバーであるJTNCウオッチと横浜アクションリサーチも、決裂した交渉の経過やJG労働者の現状を報告しました。
ユニクロ銀座店前でJG労働者への連帯行動
JG労組は暗礁に乗り上げている争議の解決に向けて、ユニクロと第2回目の交渉をしようと10月初めに来日した。日本の支援者とともに行動し交渉実現を訴えたが、ユニクロは日本での交渉を拒否し、11月にジャカルタでの交渉を提案。11月14日、第2回交渉が、300人のジャバ・ガーミンドの労働者たちが見守る中、ILOジャカルタ事務所で行われた。しかしながら、交渉は平行線をたどりユニクロは今後の交渉をしないと宣言したという。
2018年10月7日から14日まで、インドネシアから労働者2人とNGOスタッフの通訳1人、オランダのCCC(クリーン・クローズ・キャンペーン)本部から1人、CCC東アジアから2人と総勢7人が来日。ユニクロへの抗議行動や講演会、記者会見、省庁交渉、日本の労働者・市民との交流をおこない、「日本の支援者のみなさんありがとう!」という言葉を残し、帰国の途につきました。その忙しかった日々はビデオや記事に記録されていますので、時系列で紹介します。
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ユニクロのインドネシアにおけるサプライチェーン(生産委託工場)、ジャバガーミンド(JG)社での争議の当事者たち、テディJG労組委員長とJG女性労働者のワーミさんを含む5人が、10月初めに来日します!3年以上も争議を続けているJG労働者たちは、「柳井社長と交渉したい、毎日でも抗議行動をしたい」という必死の思いを訴えています。
JG労組は9月22日にユニクロへの交渉申し入れをしましたが、まだ、回答は受け取っていないそうです。困窮している労働者のために、ユニクロには交渉に応じるように要請します。日本でもJG労働者を応援する行動が、労働組合、市民のサポートでおこなわれます。